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顧みられない病気

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 顧みられない病気(英: Neglected Disease)とは、途上国で貧困層を中心に流行している病気を指して、日本においては国境なき医師団(以下MSF)などが用いる用語である。特に熱帯地域の途上国で貧困層を中心に流行している感染症については、WHOにより顧みられない熱帯病(英: Neglected Tropical Diseases)とされ、2007年以降、それらの感染症に対する「目覚ましい成果」がWHOにより毎年報告されている[1]。 民族紛争や内戦、自然災害による民間人への被害が大きな地域では、先進国ではめったに発病しない疾患が多発するが、大多数の患者が貧困層であるために、製薬会社にとってビジネスとして採算の合う市場とはならないことに加えて、研究員が紛争地帯に赴くため、戦闘員から襲撃されたり、拉致されて製薬会社に多額の身代金が要求されるケースすらある。したがって製薬会社は、リスクが高く高額な費用がかかるこれらの病気の治療薬の研究開発に投資することに消極的である。 そのため、数億単位の患者がいるにもかかわらず、一般的に名前さえほとんど知られていない病気が多く、その治療薬の開発が進まない病気が、顧みられない病気と呼ばれている。…

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